離婚と再婚を繰り返す人の心理とは?

離婚したと思ったら再婚して、また離婚というふうに、何度も繰り返す人がいます。離婚と結婚を繰り返す人を見抜くにはどうすればいいのでしょうか。また、もし自分が結婚・離婚を繰り返しているのなら、何が原因なのか、心理状態を自己分析する必要があります。

結婚、離婚を繰り返すのはどんなタイプ

結婚と離婚を繰り返すのはどんな人かと考えたとき、結婚相手の性格によっても違いますし、さまざまな離婚原因もあるわけで、一概に繰り返す人の原因や性格はこれだと決めつけるのは難しいと言えます。ただ、結婚、離婚を繰り返す人に共通する傾向やパターンは見えてきます。

理想と現実のギャップに音を上げる

結婚生活に対する理想が高いと、必ずと言っていいほど、現実の生活に幻滅してしまいます。結婚生活そのものは地味な毎日の繰り返しで、家族が増えれば増えるほど、自分以外の人のために果たさなければならない役割も増えます。

こまめに人の世話をすることが苦にならない人はいいですが、自分のペースで生活するのに慣れてしまって、家族に合わせて生活するのが苦痛に感じるようなタイプの人は、現実の結婚生活にストレスを感じることも多いでしょう。

自分のペースをどうしても崩したくないタイプの人は、結婚、離婚を繰り返しても、理想の結婚生活はなかなか見つかりません。自分のペースで暮らすには、一人暮らしに勝る適した環境はないからです。

100%自分と同じ価値観、自分の理想であることはあり得ないし、そもそも完璧な人間などいるはずがないのに、こんなはずじゃなかったと、相手と向き合うことができなければ難しいですね。

気分の浮き沈みが激しく、相手を振り回す

気分屋

気分の浮き沈みの幅が大きく、気持ちがコロコロと変わってしまう人は、一緒にいると疲れてしまいます。一人暮らしだと、気持ちの変化は自分自身の中でどうにかするしかありませんが、結婚生活という形で誰かと暮らしていると、その相手の人を振り回してしまうことが良くあります。

自分のことや周りの人のことを冷静に見渡すだけの視野の広さがあればいいのですが、自己中心的な考えをする人に限って、自分のことも、周りのことも見えなくなることが多いようです。

そうなると、自分の気持ちがコロコロ変わり、相手がそれに対応できないと、八つ当たりしてしまうことも珍しくありません。イライラしだしたときに、一緒にいる相手に対して、攻撃的になる人もいます。

そういうタイプの人は、当然ながら共同生活をうまく送ることができず、結婚生活を壊してしまう傾向にあります。相手の人が我慢強く辛抱しているうちはいいですが、何かの拍子で我慢の限界に達し、張り詰めていたものが切れてしまうと、家庭は破綻に向かいます。

そして、そういうタイプの人は、相手のことを自分が振り回していたことに気が付かず、再び別のパートナーを選んだとしても、同じように相手を振り回してしまう恐れがあります。

プライドが高く、支配欲も強い

プライドの高い人は、オレ様タイプ、女王様タイプのようにふるまってしまいます。それだけでも、一緒に暮らしている人にとってはかなり面倒くさいことになります。自分が上に立っていないと気が済まないので、相手を支配しがちになります。

このようなタイプの人と暮らしていると、相手の人はプライドを傷つけられ、屈辱的な気持ちになってしまいがちです。支配的な配偶者に言われる言葉は、上から目線の言葉となり、言われている側からすると、「モラルハラスメント(モラハラ)」を受けている気持ちになり、いずれかは我慢の限界に達してしまいます。

このタイプの人は、自分の価値を認め、自分に従う誰かがいないと、不安になってしまう傾向があります。だから、離婚してしまうと、自分が満たされなくなり、寂しいと感じ、自分を認めてくれる誰かを探してしまうのです。

頑固で妥協ができない「原理主義者」

自分が正しい

「こうでなければならない」と高い理想を持ち、それを貫く強い心のある人は、事業を成功させたり、人の上に立つなどリーダーシップのあるタイプと言えます。しかし、家庭生活でも、その原理主義を貫こうとすると、一緒に暮らしている人は疲れてしまいます。

このタイプの人は、「妥協」を許しません。人生を長く生きていると、理想通りにいかないことのほうが多く、ミスをしたり、やる気をなくしてしまったり、手を抜いてしまったりすることは日常茶飯事です。

しかし、「自分の考えが正しい」と疑うこともなく信じ切っていて、結婚相手にもそれを求めてしまう人は、要注意です。一緒に暮らしている人は、いつも、上から目線でダメ出しされ、自信を無くしてしまうし、一緒に暮らしていても楽しいどころか、苦痛の毎日です。

頑固で妥協のできない人は、「自分の考えは正しく、それを貫いている自分は間違っていない」と考えているので、離婚をしても、「自分の言うことを聞けない相手が間違っている」と考えてしまいます。離婚して、再婚しても、「自分の原理主義的な考え方が相手を苦しめている」ことに気付かなければ、同じことを繰り返す羽目になるでしょう。

他人と比べ、うらやましがる人

「隣の芝はよく見える」タイプの人です。友達の結婚生活、会社の同僚の結婚生活、親せきの結婚生活、ひいては芸能人の結婚生活を自分の結婚生活と比べ、すぐに羨ましくなるようなタイプは、結婚生活を持続するのが難しいでしょう。

なかなか、完璧な人間はいません。どの家庭も何らかの問題を抱えているものです。それをうわべの話だけを信じ、羨ましくなってしまう人は要注意です。

そもそも、人と比べる習性が付いてしまうと、自分の人生が、自分のものではなくなってしまいます。「人は人」、「自分は自分」という考え方を身に付けないと、いつまでも幸せな気持ちになれません。

結婚と離婚を繰り返す人が気を付けるべきこと

離婚と再婚

それでは、結婚、離婚を繰り返してしまわないためには、どうすればいいのでしょうか。大事なことは、離婚をしてしまったときに、どこに原因があったのかを検証することです。このときに、相手が離婚を作り出した有責配偶者であったとしても、相手をそういう鼓動に追い込んだ理由が自分になかったかどうかを考える必要があります。

再婚をするつもりがないのなら、過去を振り返って仕方がないので、以前の結婚生活のことをいろいろ考えても仕方がありません。

しかし、人生、いつ再婚する機会があるかわかりません。自分の性格、欠点に向き合うのは辛いことですが、自分を良く知ることが、失敗を繰り返さないための最良の方法であることは言うまでもありません。

過去の失敗から成長する人も

ここまで、離婚と再婚を繰り返す人のことを散々書きましたが、中には、その失敗から学び成長している人もいます。人間は完璧ではないので、お互いさまというところもあります。「自分もこういうところが悪かった。」と思える人は、次のパートナーとはうまく行くように、行動できるからです。

こういう人でも、相手の選び方で離婚と再婚を繰り返してしまうこともあります。たとえば、家事も育児もできず、精神的にも自立できていないお嬢さまと結婚生活が続かず離婚した後は、キャリアウーマンと結婚して、モラハラを受けたり・・・。

子供と離れ離れになった寂しさから、次の結婚を急いだり、相手の本質が見えていないと、こんな失敗をしてしまうこともあります。

まとめ

  • 自分のペースをどうしても崩したくない
  • 自分の感情をコントロールできない
  • プライドが高く、人を支配したがる
  • 自分が正しいと思っていて、相手のせいにする
  • すぐに人と比べる癖がある

バツ1の場合、結婚生活が上手くいかなかったことは、単に相性が悪かったと、あきらめたほうが、気が楽です。事実、結婚時代の嫌なことを忘れて、気持ちを入れ替えて前を向いて歩いていくべきでしょう。

しかし、バツ2、バツ3と繰り返す場合は、自分に何らかの改善すべき点があるのではないかと立ち止まって考えてみるのも大事です。ちょっとした気持ちの持ち方を変えるだけで、配偶者とのコミュニケーションが円滑になり、平穏な結婚生活を送れるようになる可能性もあるからです。

もちろん、たまたま運がなくて、共同生活を送るのが上手でないタイプの人ばかりを選んでしまう人もいるでしょう。そういう場合は、相手を選ぶ目を養うことが大切になってきます。

失敗を繰り返さないためには、「自分自身を知ること」が第一歩になります。そのうえで、どこを改善すれば良いのかの答えを導き出すことができるでしょう。もし、自分自身のこと、結婚相手のことなどがよくわからないという場合は、カウンセラーに話を聞いてもらうのも一つの方法かもしれません。