実録!離婚への第一歩。弁護士の無料相談に行ってみた

夫の度重なる浮気で離婚を決意し、弁護士を雇って協議離婚を成立させた経験を持つハピディボ管理人のサチコが、後悔しない離婚への第一歩である「無料弁護士相談」を活用した時の感想を語ります。

私が離婚の決意を固めたのは、夫の浮気の証拠を掴んだ時です。離婚の手順や法律的なことを知るために、たくさん本も読みましたが、後悔のないように離婚をするためには、弁護士を雇うことが必須であると結論づいていたので、躊躇なく無料相談を受けました。これから離婚を考えていて弁護士に相談をしようと思っている人が参考になれば幸いです。

相談をする弁護士の選び方

まずはネットで検索し、実際に訪問できる距離の弁護士を探しました。事務所をかまえている弁護士さんは、ほとんどホームページがありましたので、そこで基本的な情報を調べます。

  1. 初回無料相談がある
  2. 離婚問題が得意かどうか
  3. 料金形態が明記してある
  4. 話しやすそうな雰囲気

初回無料の弁護士相談は意外と多かった

弁護士相談と聞くと高額なイメージでしたが、探してみると初回無料の弁護士相談は意外と多かったです。初めての相談で30分〜60分程度なら無料でやってくれるというもの。延長や2回目以降の相談は有料で、1時間5000円〜10000万円と様々でした。

相談をしてみた感想としては、きちんと準備をしていけば、かなり満足できる情報が得られます。私の場合は、弁護士さんと契約をする前提での無料相談ですので、意味合いとしては自分に合う弁護士を探すための無料相談です。

無料弁護士相談を受ける動機としては人それぞれですが、本気で離婚を考えている人は、離婚までの流れや簡単な法律などについても、事前に調べておくと、無料相談の場が充実したものになります。

このハピディボのサイトにも、離婚にまつわる一般常識や体験談を集めていますので、気になる記事に目を通していただければ幸いです。

離婚問題についてのメニューがあれば安心

弁護士さんは法律のプロですが、それぞれ専門分野が違います。刑事事件の弁護や過払い金などの借金問題に関する弁護など得意分野を持っている弁護士事務所がほとんどです。

離婚についての相談に行く場合は、もちろん、離婚に強い弁護士事務所を訪ねるのが無難です。ホームページに離婚問題についての説明があると安心です。取り扱い業務に「離婚」があることや、実際に解決した離婚事件の前例などがあるかどうかもチェックしたほうが安心です。

料金形態が明記してあること

実際に契約となった時にいくらかかるかは重要なチェックポイントです。着手金、報酬金などが数字で明記してあること。着手金は業務を開始した時に支払うお金で、報酬金は事件が解決した時に支払うお金です。

実際に支払う金額については、ケースバイケースで変わってくるため、無料相談で見積もりを出してもらうと良いです。

弁護士さんの雰囲気も重視

私の場合はこれも重要視していた項目です。親身になってくれそうか、話しやすい雰囲気か。ホームページの言葉使いや顔写真などをみて直感的に信頼できそうな方を選びました。

離婚問題で弁護士に依頼する場合に重要なのは、本音で語れるかどうかです。自分の希望をしっかりと伝え、その実現性について、弁護士から包み隠さず聞けることが重要になります。あまり、人の話を聞いてくれないタイプの弁護士はあとあと問題が出てくる可能性があります。

私の場合、離婚交渉の結果についての観測(離婚できるのか、慰謝料や養育費はどれくらいになるのか)などについて、本音で語ってくれ、その上で、どのような戦略で少しでも有利に交渉を進めるのかと言うビジョンを語れる弁護士を選びたいと考えていました。

弁護士相談での緊張回避は「慣れ」と「準備」

準備

離婚が成立した今振り返っても、最初に無料相談を受けた時は、とても緊張しました。弁護士さんとの無料相談のアポは、ホームページからの問い合わせから行い、2人の弁護士さんの無料相談を受けたのですが、2人目の弁護士さんとの相談は、だいぶリラックスしてできました。

要するに「慣れ」ですね。無料相談を複数受けることによって、比較検討することができます。同じ質問でも、法律については同じ回答でしょうが、弁護士によって、離婚の進め方や相手との交渉の仕方などは違ってきます。

ここで「話しやすそうな弁護士を選ぶ」ことをしていると、緊張の度合いが下がるのではないかと思います。それから事前準備をしておくことで、だいぶ緊張が和らぎます。質問内容をリストアップして整理したり、離婚に関する基礎知識もつけておけば完璧です。

どうして緊張したのかということを振り返ると、こんな感じです。

  • 初めての経験だったから
  • きちんと聞きたいことが聞けるか不安だったから
  • 結果に対する不安(離婚できるかなど)

これだけ見ると、緊張するのは当たり前。初めてだし、結果がどうなるかわからないから。しっかり事前準備をすることだけが、緊張を和らげる方法だということがわかりますね。

弁護士相談の事前準備や、当日の持ち物は?

無料相談では弁護士さんに、離婚したいと思う原因、これまでの経緯、今の状況、相手に要求したいものを整理して伝え、契約をかわすか相談で終わるかの決定をすることが目的です。私の場合、伝え漏れがないように事前に文書にまとめ、それを読んでもらう形にしたことでスムーズに伝えることができました。

事前準備として書き出しておくと良いもの
家族構成、結婚した年月日、離婚したい理由を簡潔に、これまでの経緯、相手に要求したいもののリスト(親権、財産、慰謝料など)
当日、持って行ったもの
ペンや筆記用具、印鑑、不動産の資料(登記簿や住宅ローンの明細)浮気の証拠写真

弁護士相談の仕方とコツ

もう一度弁護士相談の目的を整理すると、以下のようになります。

  • 原因や経緯を説明し状況を把握してもらう
  • 相手に要求として譲れないもの、希望的観測を伝える
  • 法律的に可能なものと難しいものを教えてもらう
  • 契約する場合の見積もり額を出してもらう
法律に関する話しは難しく感じるかもしれませんが、聞いたことのない単語が出てきたり、意味がわからなったら、理解できるまで聞きましょう。ボイスレコーダーなどで会話を録音させてもらえれば、あとで調べることもできますが、拒否される可能性もあります。その場合はしっかりとメモを取りましょう。

コツとしては、やはり相談内容を事前にリストアップして、短い時間で疑問を解消できるように、筋書きをシミュレーションしておくことです。もし聞き足りないことがあれば延長して有料相談料を支払うのも良いかもしれません。納得いくまで話し、疑問を全て解消することが大切です。

弁護士相談から契約へ。選んだ決め手は?

弁護士

2人の弁護士さんにそれぞれ60分の無料相談をしてもらい、最終的に決めたのは「A」の弁護士さんです。

 弁護士A弁護士B
無料相談初回60分無料初回60分無料
離婚問題専門性ホームページの看板に「離婚相談」あり「離婚」に関する業務項目あり
民事法律扶助対応(法テラス)ありなし
着手金20万円30万円
報酬金利益の10%+18万円利益の10%+30万円
印象とても良い
淡々とこなす感じ
とても良い
共感してくれる
年齢若め貫禄あり

どちらもとても親身になって相談を聞いてくれました。どちらも甲乙つけがたく、最終的には値段で決めた感じです。少し悩んだ点はBの弁護士さんの方が年配で、迫力があったこと。夫へプレッシャーを与えることができるかもと悩みました。

お話をさせていただいた感じから、どちらに頼んでも良い結果だったのではないかと感じています。

離婚が成立した今、振り返ると、もし、女性弁護士に依頼していたら、どうなっていたのだろうと考えることもあります。当時は、そんなことを考える余裕もありませんでした。無料弁護士相談の場数を踏むことで、弁護士のタイプや戦略などについて、自分でもあれこれ考察する余裕が出てくるのかもしれません。

まとめ

弁護士は法律のプロ。可能と不可能など、専門的知識から的確なアドバイスを与えてくれます。また、知らなかったこともたくさんあり、無料相談だけでも十分すぎる収穫があったと感じます。

ただ、きちんと準備をしていかないと、限られた時間が、愚痴を言うだけの時間で終わってしまうので注意が必要です。私は無料相談のあと契約を結び、夫との間に立ってもらって協議離婚を成立させました。弁護士さんのおかげでスムーズに有利に離婚をすることができ、とても感謝しています。